期間限定彼氏様!?
「今日はありがとう、藍」

「こっちこそありがとな!実優」


あたしは藍に家まで送ってもらっていた。


「じゃあな…?」


去ろうとする藍の腕を、咄嗟に掴んだ。



まるで、体が勝手に動いているようだった。



あたしは、玄関の冊から身を乗り出すように



キスをしていた。




「………」

「………」



一瞬二人の時が止まる。


「ご…ごめん!藍、なんか体が勝手に…」



「いいよ、謝んなくて!」



“それに、どっちかと言うと嬉しかったしな?”



―トクン


胸がなる。


あたし、藍を想って色んなな事一杯知った。


藍のクセも

藍の声も

藍の優しさも

藍の手の温もりも


今まであった全ての事がフラッシュバックする。



「藍!!あたし、待ってるから!藍を信じて待ってるからね?」



「わかった!」


信じてもいんだよね?


あたし藍を信じて待ってるからね?


ちゃんと、帰って来てくれるよね?






帰って来れた、その時は、あたしに




もう一度











好きって言わせて?




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