あの子と涙
あの子の様子
最近、結衣の様子が少しへん。
なんかあったのかな?
「結衣、最近なんかあった?」
あーっ。
あたしって思ったことなんでもすぐ口にだしちゃうから・・・。
よく人の気にさわること言っちゃうんだよね。
「ん?
なんもないよ?
そんなふうにみえた?
心配かけてごめんね、葵。」
そっか・・・。
「よかった。
なんかあったらすぐ言ってね!
あたしが結衣を助けるから。」
・・・って、なんか結衣の様子やっぱへんなんですけどっ。
「・・・っあ。
うん。
ありがとう。
でも、葵も今色々大変なんだからあんまり無理しないでね。」
結衣・・・。
やっぱ最近の結衣の様子へんだよ。
心配だよ。
あたしのことなんてどうでもいいから・・・。
自分のやりたいこと好きなようにやっていいから。
「・・・うん。
ありがとう。」
あたしはそれだけ言って席に戻った。
「ねえねえ。
結衣となんかあった?」
ん?
あっ。
うしろの席の田島 優香。「え?
なんで?
さっきの聞こえてた?」
あたしの声大きかったかな・・・?
「あんまり聞こえなかったけど、何と無く雰囲気で。」
雰囲気かぁ・・・。
「別になんでもないんだけどさあ。
でも、なんか最近の結衣の様子おかしいなあとか思って。」
優香も気付いてるのかな?
優香が思い出した!的な顔をしている。
「たしかに!
そいえば、こないだ結衣の家の前を通り掛かったら、結衣の家から結衣のお父さんと女の人がでてきたんだよねえ。」
女の人?
「お母さん?
・・・のわけないか。」
だって・・・。
結衣ん家離婚してるし。
「多分違う。
前に写真でみたことあるけど、こないだみた女の人とは顔が違ったし・・・。」
マジかあ。
「だから結衣の様子へんだったのかなあ?」
結衣・・・。
大丈夫かなあ?
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