♪〜カルテット〜♪





私が無理やり連れて行かれた場所は、

屋上だった...。




「で?用事は何??私的には早く終わらせてほしいんだけど...。」




こんな人気のないとこに、
2人でいるところを誰かに見られたら最悪だ。



むかつくことに内藤は何気に
女子にも人気があるのだ......こんなやつのどこがいいのやら....




ま。そんなわけでこいつと一緒にいるところをファンなんかに
みられたら、私はおしまいなのだ.....はああ...



「話は今、一條が気にしてることについてだ」



「そんなのさっきのことでしょ。
 詳しく話しなさいよ!!」


「......はは
   コーヒー牛乳かと思ったのにな」


「それも気にしてるけど....
  二番目に.....」


「相変わらずだな」



そして昨日のことを思いだしたのか、
  ふっと笑った




「そんな一條にひとつ提案があんだけど....」








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