球地で…―心を探して―

第⑦章 地球

「ごはんよぉ」

元気なお母さんの声

私のアズは優秀だったらしい

どうやら夕飯前だっ

①日もたってないこっちの世界(地球)

なぁ～んか変な気分

夢みたい…

うわぁ～　ホントは夢だったりして(笑)

でも…

カナトはホントにいたような気がする

何日も森ん中一緒に歩いて

いろいろあって…

…

なぁ～んか　カナトのことばっか頭に浮かぶ…

ヤメ②☆

考えるのよそぉ～


ドタ②と廊下を走り夕飯を食べにダイニングまで行った

今日のメニューはカレー☆

私っ　カレー大好きなんだぁ～

だっておいしいんだもんねぇ♪

それにムコウ

球地ではろくなもん(?)かなぁ…

見たこともないようなもの食べてたし

たとえば魔物の肉だったり…

ってか最初は食べれるん？こんなもん…

食べたくなぁ～いって思ったけど

案外美味しかったり…

あと見たことないような植物とか…

カラスエおいしかったなぁ～

カラスみたいな形してる植物

大体こっち(地球)ではカラスなんてまずくてどの人種も食べないって

まぁイロイロあったけどやっぱり地球のご飯がいちばんよねぇ～


お腹いっぱい☆

部屋にいってフト

カレンダーに目を向ける…

『③日…かぁ…』

そういうと続く言葉もなく

何もすることもなく眠ってしまった

明日は久しぶりの学校…

こっち(地球)は①日たりともたってないのにね…