球地で…―心を探して―
第③章 カナト
落ちたはずなのにどこも痛くなぃ

…不思議

『って…』

はっ と目を開けると…

黄色 赤 青 ピンク など色とりどりの花が一面に咲き乱れてぃた

それだけでも驚いたのに…私の着ている服…

なんと 豪華なドレス…(--;)

そして目の前には赤い三角の屋根がついたお城

でもなんだか暗い趣でそこにでぇ~んっと建っていたからトリプルびっくりよねぇ~

なんてのんきなこと考えてる場合ぢゃない!!

って思ってたら

後ろに人の気配が…

振り返ると小さな男の子がたっていた…

「お前…名前は?」

なぁ~んかふてぶてしい聞き方…

ブラウンがかった髪がすっごい印象的に風になびく

ちょこっとムカついたけど今の状況からして子供でもなんでも頼りたい気分だったので私は名前を名乗った…

『坂咲 笹…』

「そぉ 笹って言うの…」

むぅっ 発音が違うっ

確かに漢字は笹の葉の笹だけど

発音はあとの「さ」のほぅをおげてほしぃゎっ…

まぁいっか そのうち治るかぁなぁ~

『あのぉ~ココってどこなの?きみは誰?』

「俺はカナト。カナト=ルイズス。この国の王子だ。
ワケあって姿は⑤才くらいだがホントはもっと大きい…
茨の森に入っり魔物のミュユラに呪いをかけられてしまったんだ…
それを解く鍵が“笹”と言う地球と言うところから来た少女。
そぅお前だ。
そして“真の心がわかりえた時。
カナトは元に戻り
笹は思い出すことができるであろう。”っと…
まぁ俺のばぁ~さんのトゥル(占い師)がお告げを下した
まぁそぅぃぅことで手伝ってもらう。」

ッと…すごぉ~くシャキシャキとカナトは説明した
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