【番外編】桜色~叶わぬ恋~

『?』


三咲が俺の方を振り向いた。


『えっ・・えぇと何でもない!です・・。』


話すことを何も考えてなかった俺はとっさに苦笑して誤魔化した。

なにやってんだ!俺・・。


『な、なあ。』


俺は班のやつらに話かけた。


『あっちの木書かない?』


あっちの木・・。

それは三咲の班が陣取っている隣の木。


『うん!いいよー。』


みんな快く快諾してくれた。

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