‐恋は唇で嘘をつく‐【激甘短編】



私は慌てて顔を隠した


「何かあったの?」



「べ…別に!!」


「美羽ちゃん、顔見せてよ」


顔をクッとあげられる



「何かされたの?」


ジッと目を見つめられる


すべてを見透かされそうで、また目を無理矢理そらす


「俺の目を見ろよ」



ちゅ…と首筋に甘いキスの雨


「やめてよ…!!!」



私がクラの方向を向くと、クラはこちらを見て笑った



笑った…?





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