やきもち

2



次の日の朝、
目が覚めて携帯を開くと
空からメールが来てた。


【柚、おはよっ★
今日の朝、早めに
学校行くから
迎えに行けない。
ごめんな。】

どーしたんだろ。
日直かな?

とりあえず
返事打っとこーっと。

【いーよ。

じゃ教室で
会おうねー!】


メールを送り、
パジャマから制服に
着替える。

私は、真面目な方だから
スカートも長め。
他の子みたいに
着崩しはしない。
メガネを掛けてて
暗いオーラも
出てるし…
いいとこなんて
一つもない。


なのに、どーして
空はあたしを
選んだんだろう…

智だって…


不思議でたまらない。


そんなことを
考えてる間に
どんどん時間は
たっていて
残り10分しか
余裕がなかった。


「ぅあー!
まだご飯も
食べてないのにっ!」


私は急いで
階段をかけおりる。
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