兎は俺のモノⅡ




啓の腕が腰に回って来て

啓に押されるようにステージに出た。






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キラキラ光るステージ。

眩しいステージ。

客席には笑顔で

ステージを見つめるお客さん。

真ん中の席には…

有名な…!!

そして横にはアタシの啓。



啓と目があった。

ニッコリほほ笑んでくれた。

舞台全体の人も…。

見なくても背中で感じ取れた。

みんな楽しいんだッ!

そこに指揮者が現われて会場がさらに

拍手で満たされた。

いよいよ-----

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