兎は俺のモノⅡ





目を開けると左腕が重かった。

横を見てみると

「兎ぃ。」

寝ていたはずの兎が横で

目を瞑って俺に寄り掛かっていた。

「啓。思い出すね。」

「あぁ。」

また兎はそのまま寝てしまった。

「俺も寝るかぁ。」

兎を抱っこしてベットに入った。
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