教師×生徒【恋愛物語】
「失礼しまぁす。」


準備室に入るとソファーに座ってる先生と目が合った。


「順番が最後なのはお前が希望したのか〜?」


「違うよっ!ジャンケンで決めたら最後になったの!すごくない?」


「ははは。すごいな。菫の愛情の深さが神様に伝わったんじゃないかぁ?」


そう言って、先生が笑った。


その笑顔を見るだけで胸がキュンって、なっちゃうよ。


「どっちに座る?」


先生が面談用に用意してある椅子と自分の座ってるソファーを指差した。


「そっちがいい。」


ソファーを指差して言うと


「おいで…。」


優しい声が返ってきた。



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