腐敗恋愛

ふたりの呼吸


「…萌えー!」
あたしがそう叫ぶと、あーやは困ったような表情で笑った。
「わかったよう、アキちゃん」
「だってさ!アイツ可愛すぎだろ!もうこの際兄貴とくっつけばいーよ!!」




あたしはガンダムじゃないけど、乙女的にもOOはやってくれる。




「あれ?でも兄貴って死ん」
「死んでない」
「え、でも…」


「死んでないって言ってんだろ、雑種がぁ!」
「なっ…雌雄を決する時が来たようですね、英雄王!」
「良いぞ、歯向かうことを許すセイバー!」


全く違う方向に進む二人。場所は教室、超公衆の面前ときた。

で、それを止めるのはやっぱりこの人…
「あきな!アヤ!」
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