秘密にし・て・ね(前編)

溶け合う心




「ピンポーン」







今日はやけに大きく聞こえるチャイムの音が響いた



「・・・・・」



応答がない・・・・・



突然来たからやっぱり留守なのかもしれない。



佳奈は今日、どうしてもはっきりさせたかった。



だから・・・・・いいよね使っても。



以前夏樹から渡されてた鍵を使って入ってもいいよね?



佳奈は何度も自分に言い聞かせて納得させそのキーを使った。



カチッという音と共にオートロックの扉がスーッと開いた。



佳奈を乗せたエレベーターはノンストップで夏樹の部屋まで進んでいった。

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