突然の出逢い

気持ち

昶さんが帰ってから、リビングに立ち尽くしてる…

自分の気持ちなんて、解らない…

部屋に閉じこもって、ただ茫然とベッドに
座りながら、自分に自問自答し続けてる…

何を考えていても、彼の顔やしぐさしか
思い浮かばない。

コンコン

「沙希、ちょっとリビングへ下りてきて。」

ママがドアも開けずに話しかけてきた。

少ししてから、リビングへ下りて行ったら
パパから突然

「沙希、お前のお見合いの日程が決まった。」

「…えっ?」

お見合いの日程?

「沙希の見合い相手が決まったから、
今週の日曜日に、うちのホテルで見合いを
してもらう。」

日曜日って…!!

「っ…! い 「嫌という言葉は受け付けない。
お前は、前々からこの話は知っていたはずだ。」

「… はい … 解りました。」

反対なんて出来る筈がなかったんだよね…

私、ここの本当の娘じゃないんだから…

ここまで育ててくれたんだから、反対なんて
出来ない…

「お姉ちゃん…」


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