あなたしか居ないっ

2人の考え方





…………って!!

ちょっとまって!!



季吏が来るって分かったら
掃除したのに!!


ああ!!ってもう家の前だし…

どっどうしよう。




「季吏、ここでちょっとまってて。」


「は?別に部屋汚いとか俺気にしないし。」



いや、尋常じゃないくらい汚いんだってば!!




「それに、外で何十分も待たされんのとか嫌だから」



「うぅ…じゃああたしの部屋入らないで?」



「………………はいはい。」

ほっ…


ドアを開けると、


「ああお帰りー麗衣。今日は早かったのねえ」


「いやあ…それが、。。。イベントでカニが当たってさ。」

「まあ!カニ?いいじゃないのー!!今日はカニ鍋ね!」


「それなんですが…。お連れ様が。。。」



「こんばんわ。」
季吏がキラースマイルで礼儀正しくお辞儀する。


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