だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
「ねぇ、お姉さん。待ってよ!」

不意に、グイッと腕を掴まれる。


― キャッ
短い悲鳴を上げる私に、声の主が私の唇を人差し指で抑えた。



ゴメン。ゴメン。
驚かせたコトに、手を合わせ謝る、男。

一驚する私は、まだ声が出なかった。



「ねぇ、お詫びにメシ行かない?」
屈託の無い、笑顔。

私はまだ、男を見つめたままだった。


「って言っても、そんなに金無いけど…。ねぇ、行こうよ」
男が私の腕を掴んだ。

私は、男に引っ張られる様にして男についていった。





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