近距離恋愛【短編】
そんなコト、思いながら。

階段に腰掛けて、また。

ひとつ深い溜息をついて、

首をうなだれる。

と。

そこには1コのケータイ。

それも、見覚えのある。

ノブの、だ。

思わずあたしは、

そのケータイに手を伸ばす。

見ちゃ、イケナイ。

ケータイの中覗いちゃダメ。

そんな事思ってても

手は心の言うことなんて聞かないで

勝手にボタン、操作してる。
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