改訂・女子高生とおじ様の恋
そんな果林は抑えきれない欲望を、日に日に増していく欲望をどうやって処理していいのか、悶々とした日々を送っていた。受験勉強に向かう集中力に妨げはなかったが、一人の女の子として、それも本当の果林だった。

遠恋の彼氏とはそうそう簡単に会える訳ではない。
自ら慰めたところで奥底の炎が鎮火される訳ではなかった。

果林は抑えきれない欲望を自分の頭の中で明確に言葉にしていた。他の友達には絶対言えないような・・・

もう、果林の遺伝子がその他諸々の状況など無視してそのこと一筋に果林の肉体を行動に走らせようとしていた。
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