改訂・女子高生とおじ様の恋
こんなブログでも出会いがあるんだなぁと、また一つ窓口を増やしたようで得意になっていた私だった。

約束の日の前日。私は果林にいつものようにメールをした。

「待ちあわせ場所や時間には変更ないね」

「うん、大丈夫だよ。ご主人様も平気?」

「ばっちりだよ」

「本当に逃げたりしないでね」

「また、当たり前だろ」

「そうだったね。ごめんなさい」

「まぁ、いいよ」

「あのね、ご主人様ってタバコ吸うの?」

「少しは吸うよ」

「わたし、タバコ苦手なんだ」

「そっか、じゃあ果林の前では吸わないようにするよ」

「ありがとう。あと、心配があるの」

「なんだ?」

「夜中に会うけど、警察に見つかって補導されたりしないかなあ」

補導?果林は未成年か?未成年だとしたら一体何歳なんだろう。あまり若かったらこちらも危うい。どうしたらいいんだ・・・

一瞬そう思ったが、やはり走り始めた欲望はその心配にも蓋をしてしまった。

「警察に見つかるようなへまはしないよ。任せておきな」

「大人だね、安心していいの?」

「今更何を言うか」

「そうでした。ごめんなさい」

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