魔王さま100分の1
「ぐっ」
痛みで多少息が詰まるが、シルキスは無事。
生きて動けるうちは、自分の負傷は無視。
それよりもリズは?
見ると、リズはシルキスの腕のなかでびっくりした顔をしていた。
怪我は、かすり傷程度で済んだらしい。
眼鏡の回復効果のおかげかもしれない。
そのリズが、眼鏡越しに涙を流し始める。
「こわかったーっ」
衝撃で呪いがとんだのか、口調が戻っている。
「泣いてもいいですけど、先にその眼鏡を外しましょう」
優しく眼鏡に手をかける。
「いやっ」
が、風と雷の魔法でまた弾かれた。
「私、もっとみんなと仲良くなりたいのに……」
風が集まる。
本質のところで呪いは抜けていない。
痛みで多少息が詰まるが、シルキスは無事。
生きて動けるうちは、自分の負傷は無視。
それよりもリズは?
見ると、リズはシルキスの腕のなかでびっくりした顔をしていた。
怪我は、かすり傷程度で済んだらしい。
眼鏡の回復効果のおかげかもしれない。
そのリズが、眼鏡越しに涙を流し始める。
「こわかったーっ」
衝撃で呪いがとんだのか、口調が戻っている。
「泣いてもいいですけど、先にその眼鏡を外しましょう」
優しく眼鏡に手をかける。
「いやっ」
が、風と雷の魔法でまた弾かれた。
「私、もっとみんなと仲良くなりたいのに……」
風が集まる。
本質のところで呪いは抜けていない。