魔王さま100分の1
兵士達は、捕まった仲間を挟んでシルキスを囲む。
仲間がいるので撃てない銃兵達は後方、槍を構えた重装兵が最前列の陣形が出来上がる。
緊張が走る睨み合い。
シルキスは歓迎。
頭の中に思いクワをもってよろよろする魔王さまを思い浮かべ、顔には出さないようにして笑む。
「シルキス君」
聞こえたのは、コラトの声。
説得か?
最後通告か?
別れの言葉か?
いずれでも今時間をくれるモノなら、何にでも応える。