Forever~社長と初めての恋~
第三章

同棲

初めての経験をした後、私は拓斗に送ってもらって家に帰った。



「茉莉いるのか?」


「うん。いると思うけど…どうして?」


「夏休みの事について承諾をもらう」





……夏休みの事?




「あれホントに本気だったの!!?」


「嘘なわけないだろ?…今すぐにでも連れて行きたいぐらいなのに」



拓斗の顔をのぞくと少しだけ頬が赤く染まっていた。





拓斗の照れてる顔可愛い…!




「ただいま~!お姉ちゃん」


「お帰り愛莉。あれ?拓斗も一緒?なにかあったの?」



後ろから入ってきた拓斗を見て言うお姉ちゃん。




「あのね?お姉ちゃん…」


「茉莉、夏休みの間だけでいいから…愛莉を俺の家に連れてってもいいか?」



少し緊張しているのが拓斗の声から感じられた。




「お姉ちゃん、ダメかな?」




私たち二人ともドキドキしながら返事を待った。





「愛莉がいいならいいわよ?今からでも」


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