Forever~社長と初めての恋~

浮気疑惑

家についてオートロックを開けるとエレベーターに乗り込んだ。



「ご飯なに作ろうかな…?」



エレベーターがついて中に入る。




「ただいま~」



リビングには明かりが点いていて、ソファーに拓斗が座っていた。





「おかえり…」



「拓斗!早かったんだね。今からご飯作るから~」





そう拓斗に言ってキッチンに入ろうとする。





「待った愛莉。こっちにおいで?」





いつになく真剣な目で私を見つめる拓斗。



逆らう事もできず、拓斗の隣に座る。




「何?どうかした…?」


「愛莉さ、今日何してた?」



私を真っ直ぐに見つめて聞く拓斗。




「友達に頼まれごとされて手伝ってたよ?」








私の言葉を聞いて少し表情が歪んだ。



「男と…いたんだろ…?」

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