らぶ米でぃ!

「俊太ちゃんもお夕食食べて行けばよかったのにねえ。」


夕食


いつもの3人

父と母と私


だけどものすごい料理



「せっかく俊太ちゃんのためにいっぱい用意したのに。


八十八ったら自分のうちで食べるからなんて。」



「しょうがないじゃないか?

八十八のとこであおいさんが料理作って待ってるて言うんだから。


だけど、俊太ちゃんを独り占めはずるいなあ・・・」



俊太は、八十八のとこに住むことになった。


私の知らないところでいろいろ話があったらしい。



「うちでもよかったのに。」


「そんなわけにはいかないだろ?

年頃の男女が一つ屋根の下なんて。」


頭の固い父



「そうねぇ、俊太ちゃんに何かあったら向こうのご両親に顔向けできないものねぇ。」



俊太に何かって?


心配するなら私のことじゃない?



全く!


せっかく俊太が戻ってきたのに何で八十八が連れて行っちゃうの?


俊太も今晩くらいうちに泊まるとかすれば・・・


いいじゃない?

今日ぐらいいいじゃない?


なのに


あっさり


なんなのよ~~~~~~っ!

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