らぶ米でぃ!

「なんのことだよ?

つか、舞子ちゃんと知り合い?」


ミナト先輩

訳の分からない様子で私の方を見てきた。



そうだった・・・

私、ミナト先輩と同じ学校だって言ってなかったし・・・



その時、私は自分の正体をちゃんと明かそうと思った




だけど・・・


「あの・・ミナトくん、私・・・」


私が言いかけたらまた遮るように


「ヤダな~ミナトってば自分の追っかけに興味無いって言ってなかったっけ?」


弥生さんがそう言って


えっ?

って驚いたミナト先輩


そして、意地悪な視線を私に向ける弥生さん。


えっ!?

私はその時初めて知った。

知ってしまった。


ものすごーく大事なことを・・・

同じ高校の後輩だってこと言ってなかったけど・・・

だけど、それだけじゃなくって・・・


私は知らなかったけど・・・
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