僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった
「うん!らって、ケバいもん。あたち、ひょうらい、ケバくなりひゃくないもん」



ピカ〜ンと雷がなって、落下したようにお姉ちゃんは、ショックを受けている。私は、苦笑い気味に女の子の頭を撫でる。



「アハハ、ごごめんね?私、女の子を可愛がる趣味ないの」



「イヒャ!あたちのおいしゃさんひょっこにつきあってくれなきゃイヒャ!」



お医者さんごっこ?そんなの流行ってるんだ。今の子供の間で……



「あ、私よりも、お姉ちゃんの方が良いと思うよ?」



「ケバいもん!」



女の子の言葉に、またお姉ちゃんはショックを受ける。



「ケバいもん。ケバいもん。ケ、バ、い、も、ん!」



そんな連呼しちゃ、お姉ちゃん立ち直れないよ。



アハハ、お姉ちゃんちょっと可哀想だよ。



私は、なんとか女の子を宥めて、お姉ちゃんの頭をよしよし撫でる。



「お姉ちゃんは、美人だから」



「ありがとう!!」



お姉ちゃんはそう言うと私にぎゅっと抱きついてきた。
私は、お姉ちゃんの胸の谷間で窒息しそうになりながらも、なんとか抜け出すと、視線に気付く。



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