僕の甘甘な想い〜ベッドの上でキミを抱きしめたかった

付き合って欲しい

だけど、次の日も、あの子は待っていた。同じ格好で……同じ表情で……



今日は、タラコクチビルと一緒ではなく一人だったので私は、少し警戒していた。



「な何か用?」



「真奈ちゃん……キミに付き合ってほしいんだ」



「そそれって、どういう意味かな?」



「真奈ちゃんは、付き合った事がないって事?」



「ああるわよ!多分」


ないけど!



「なら、分かるはずだ」



そう言われてもね?言葉遣いも気になるんだけど。何歳なの?この子……



「きキミ、昨日と同じ格好だよね?」



話題をそらすため、私は、服のことを聞いてみることにした。



「秘密だ」



秘密って……



「問題はない」



問題大ありだよ!



「汚れなどはないはずだ」



「ちゃんと洗ってくれる人は?」



もう私の中には、警戒心などなかった。少年に近付いて、中腰になりながら私は問いかけた。



「秘密だ」



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