しゃぼん玉…



帰ったあと一人,部屋の中で泣いた…

もう終わったんだ…と思うと,どんどん涙があふれてくる…

直君との,思い出が次から次に思い浮かぶ…

初めて会った日のこと…,初めてキスした日のこと…,しゃぼん玉で遊んだ日のこと…

しゃぼん玉で,思いだした…

あまった,しゃぼん液をもらって帰って来てた…

捨てなくてもいいよね…?

まだ,持ってていいよね…?

なんか,あっという間に消えた

私の恋…

しゃぼん玉みたい…

そんなことを思いついて,笑ってしまった

笑いながら泣いた…



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