あたしの豹変執事
「ちょっとあたしの部屋でタバコ吸わないでよね!!」
あたしがそう怒鳴ると、そいつは二ヤっと笑った。


「はいはい。」
男はめんどくさそうにタバコの火を消すとベッドに寝転んだ。

「そこあたしのベッド・・・!!」
そう言った瞬間、もうあたしの体は宙に浮いていた。

「きゃっ・・・!!」
その男にあたしはいつの間にか抱き寄せられていた。


「ちょっと・・・離してよ!!」
「・・・・お前胸ねーな・・・。」


バッチーン!!!!!!!!!


あたしは慌ててそいつの頬を叩いた。
「いってえ・・・。」
そう言いながら男はくすくすと笑っている。


本当になんなのコイツ!?こんなやつが新しい執事だっていうの!?


「まあこれからよろしくな。お嬢様。」


これからあたしの毎日が幕を上げていくのだった――・・・・。




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