【甘短編】危険な教師~俺様を挑発してみな?やれるならな?~①
「良いから退けよ!おもてーから!」



その声にひょいとあたしは、立ち上がる。先生の白衣が濡れていた為あたしの制服も微かに濡れている。



「ご…ごめんなさい!!」



「謝っても許さねーから!」



先生は、そう言ってニヤリと笑みを浮かべあたしを見上げる。濡れた白衣を脱ぐと先生は、あたしの腕をグイッと引っ張り抱き寄せる。



「キャア!」



「だけど、条件次第なら許してやるぜ?」



甘い声で先生が耳元で囁くように言う。


っ…!!!最悪だよ!この先生!



「じ…条件?」



「ああ!毎日風呂で背中洗いをな?」



「っ!!ふ風呂!?」



風呂って…風呂って!!裸じゃん!!



「ほら俺様って、デカいだろ?」



話す度に先生の息遣いがすぐ側で聞こえる。



「だから、困るんだよな?後ろまで手が届かないだろ?」
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