桜が舞う頃に
そう、真山も萌に気がある。
メェールの内容は
<あのさ、萌って奴と仲、ぃぃしょ??
 俺さ、あいつに一目惚れしちゃったみたいなんだよね。。。
 メァド、知ってたら教えてくれない??>
だった。
良かった。。。。
萌の恋が実りそうだよ。。。。
家に帰ってからも真山とのメェールは途絶えることがなかった。
<萌にメァド教えたよん★萌の事わ知り尽くしているから
 相談してよ??♪>
<ありがと。心強いな!!>
そして、あり得ないメェール。。。。。★
<あのさ、大野優也って知ってる?同じクラスの奴なんだけどさ。。。>
ぇ、何??!!
<知らないかも。。。((汗>
嘘をついて送ってみた。
<あいつ、お前のこと興味あるっぽいんだよね♪>
は??!!
大野優也が??
あたしを??!!
混乱して頭がぐるぐると回る・・・・・・。
それからあたしは眠りについていた。。。。。


-翌日-
「やばッ!!翔のメェールシカトしてた-。。。。」
あわてて携帯を開くとメール2件の文字。
まず、翔からのメェール。
<あれ??寝ちゃった??おやすみ->
あ、翔、いい人じゃんッ!!
次は、萌から。
<翔君、ちょう可愛いッ★趣味合うし-♪>
萌からのシアワセイッパイのメェール♪
何かあたしも嬉しいよ。。。★
お母さんの怒鳴り声の前に起きてチョット早く準備をする。
「行ってきます★」
笑顔で開ける家のドア。。。。♪


「おはぁ★」
学校に着くと笑顔の萌がいた。
「萌、おはよ♪」
「もう、昨日わ最高よ-★」
萌のほぼのろけ話。


「あ、夏凜ちゃん★ちょっといい??」
あたしに声をかけたのは美衣だった。
「ゴメン、萌、行くね??」
「気にせずに-★」
上機嫌の萌。
廊下に連れ出され美衣の話が始まった。
内容は「美衣の恋に協力してくれ」
との事だった。
「協力、してくれるよね??★」
笑顔で答えをまつ美衣。
「ゴメン。。。あたしも優也の事すきなんだぁ。。。」
思い切って言った言葉。
「え・・・。」
美衣の表情を見ることができないままあたし達は立ちつくしていた。


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