ドラム女の過去~不良のあいつ~


「そ、そっか~・・・・」

秋はその時ひらめいた。

「え・・・・もしかしてもしかしてー!
 高橋くんのこと好き?!」

「ちがっ!違うって!!」

否定しながらも赤く染まる頬。

「好きなんでしょ!?正直にゆってよっ」

秋がせがむと玲は少し戸惑って首を上下にふった。

「そうなんだ~~~!!
 2人ならお似合いでしょっ
 がんばってね!」

「うんっ!秋はいないの?」

「ウチ・・・・・?」

秋は中学校に入ってまだ男子にあまり関わってないため
いるわけがなかった。

「ごめん・・、いないんだ」

「出来たら教えてよっ」

「わかったって!」


その日から秋は
少しずつ 男子に目を向ける様になった。



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