ドラム女の過去~不良のあいつ~
時間が経つにつれ
自然にお互い慣れ いいムードだった。
2人で食べまくったり はしゃいだり。
だんだん暗くなり
人が多くなると
普通に歩いていては お互いを見失いそうになった。
すると陸也は
優しく手を差し伸べてくれた。
「ほい。俺の手でよければ貸すよ☆」
そういってハニかんだ笑顔を向けてくる。
秋は嬉しくて顔がニヤける。
「・・・・・じゃあ、借ります♪」
2人は手をつないだまま
ずっとお祭りを楽しんだ。
最初の緊張が嘘のように
うち解けた2人。
秋は 今日が止まらなければいいのに・・・
そう強く思った。