生徒会長に任命します!〜会長だって恋する乙女?!〜
◆……
体にまとわりつく水分を、柔軟剤で柔らかくなったバスタオルで拭き取る。
珍しく今日は、仕事がなかったためいつもより早めの風呂。
体を拭き終わりさっと着替えバスタオルを首にかけてリビングへ向かう。
今日は嬉しいことに千紗から許可をもらった。
“好きにすればいいじゃないっ”
さっきからこのフレーズがエンドレスで頭に流れている。
久しぶりに千紗の身体を拝見できる。
いつからしてないのか指を折って数えたくなるほどに久しぶりだ。
最近の俺は仕事がさらに忙しさを増し、千紗と過ごす時間が取れないでいる。
なんせ、塾講師たるもの受験生を相手にしなくてはならない。
そのため冬休みは、ほとんど冬期講習に消え、さらに土日も休みが取れない状況。
平日の昼はいたって暇の部類に入るのだが、それでもプリント作りをしたり、自分がする授業の内容をまとめたりと普通に仕事はある。
反対に昼間千紗は学校に行っている。
千紗が学校から帰ってくれば逆に俺が仕事に行く。