貴方に捧ぐ初恋
◇大学生の私◇

・一息ついたとき・




「ねぇ、もう、10時半だし、オールしない?さく、妃菜、カラオケ行こう!!」



そう言い出したのは麗夏ちゃん。



「賛成!!これから一人になるもの寂しいし…」



「確かにね、賛成!!」



そう、私たちは大学の近くに住む下宿生。



今日は、ちょっとしたディナーを食べに、大きな街に出てきたのだ。



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