~二十六歳~

小学校高学年のある日、父方の祖母が倒れたのをキッカケに、住み慣れた土地を離れ、父方の実家に家族で同居をする事になった。
母は祖母の看病に負われる中、祖父からの意味の無い暴力を受けるようになった。
父は仕事が忙しく夜遅く、朝早い生活のせいで母の状態を把握できて居なかった。
そんなある日の早朝、とうとう母が過労で倒れた。
丁度、会社へと車を発進たせた父を裸足で追いかけたのを今でも忘れられない。

その後、ホームヘルパーを頼み、同じ市内にだが父方の実家を出る事になった。
しかし父方の実家のリフォーム代に加え、新居の家賃、など生活は苦しくなるばかりだった。
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