イケメン彼氏にご用心!?






小鳥のさえずりが響く道を通って、いつものように学校へ向かう。



「…と、そーゆぅわけだから気にしないで♪」



私は昨日の松嶋との事を、優介に説明した。



「なるほどね…」



よかった。納得してくれた。




早く伝えたいな♪


この事を……



胸がドキドキしてきた。



まるで、


子供が母にでも隠し事をしているみたい。


けどその事をやっと口にできる

みたいな不思議な気分。




私の足どりはいつもより軽くなっている。




< 123 / 144 >

この作品をシェア

pagetop