チョコと焼酎~
st.valentin
足りなくなった氷とツマミを買ってきた竜二は、喉が渇いたらしく紙コップのお茶を一気に飲んだ。
ほーら、これで皆と同じテンションで楽しめるよ!
私は、隣に座ってる竜二にトビキリの笑顔を向けた。
………?
「香坂、オマエか」
竜二は、私を睨んで目を閉じた。
あれれ?
今から盛り上がる筈だったのに。
たった一杯で潰れちゃったの?
うっそ~?!
どしよ……………。