500年の復讐
「どうだ?どんどん血が流れていくよ」
異端審問官が哀れみの声を上げる。
「――――やめてくれ―――――」
『獲物』が掠れた声を出す。
「いつかはこの血がすべて流れ出る。その時、お前はもうあの世だ。」
頸動脈から血が出て、『獲物』の服を赤く染めていく。止まる様子は全く無い。
「――――サ――――シャ――――」
『獲物』は私を見ている。悲痛の叫び。
いつか私もこんな目に遭うのだろうか・・・・。
『獲物』の足元には血溜まりができている。