ヌハヌハ高校生探偵
計画
次の日も
ワシはクラスの連中に目を光らせている


「なーにやってんだよ。」


後ろから定岡敬斗が話しかけてきた


「別に何でもないよ。」


「犯人捜してるんだろ?」


敬斗のこの言葉で一瞬空気が重たくなった感じがする


「あぁー。ワシはお前みたいにモテないからな。犯人俺が捕まえたらかっこいいでしょ?」


フッと敬斗は笑った


「おまえなぁ・・・。そんなんでモテるわけないだろ。悪いことは言わないから、もうそんな刑事ごっこ止めたら?」



「でも・・・。この事件は、何か引っかかりの多い気がする事件なんだ。」



「そう言えば、お前の親父さんも、刑事だったもんな。」



「あぁ・・・・・・。」


そう
確かにワシの父親も刑事だった





親父が死んでからワシは、こんなにキモくなった気がする・・・・





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