オバサンだって恋したい!!

絡み合う思い

正木が次の土曜日歓迎会で小都子に来る拓也と、話してくれる事になった。




正木は最悪の場合殴られる覚悟も出来てるし、拓也を立ち直らせるみせると、言ってくれた。


「早瀬さん美園を頼みます。」



任せて下さいと胸を叩く早瀬係長。



もう完全に彼氏気取りだ。



もう面倒どうでもいい。



正木が帰って行き、二人で歩いて家まで帰る事にした。




まるで恋人同士のように手を繋ぎ歩く。



「美園星が綺麗だな。」



二人で夜空を見上げる。



「本当に綺麗だね。」



「星より美園の方が綺麗だ。」



その言葉と同時に、早瀬係長にキスされた。



早瀬係長が私を抱き締める。



私もそのキスに答えた。



早瀬係長の背中に手を回す。


その時車のクラクションが鳴った。



「二人で何してる訳!まさかルール違反してないよね。」




ルール違反?




キスしたのを見られた?




慌てて早瀬係長から離れた。







< 115 / 151 >

この作品をシェア

pagetop