オバサンだって恋したい!!

元カノ須藤美咲

高三の時私が好きになった男。



小川拓也。



背も高くてイケメン。



モテるのに、誰とも付き合った事がない男。



私は今までどんな男でも、簡単に落として来た。



だから今度だって間違いなく落としてみせる。



私は彼が一人になった時を狙い、彼に近づいた。



「ねぇ小川君話したい事あるんだけどいいかな? 」



なるべく甘ったるい声を出して言ってみた。



「何話って?告白なら遠慮するけど。」



はぁ、なんだって!超可愛いモテモテの美咲様が声掛けて上げてるのに、何その言い方、かなり頭に来た。



あんた何その俺様態度。



「私はモテるんだよ。その私が付き合いたいって言ってるに、何よその言い方。兎に角文句言わずに私と付き合いなさいよ。」



拓也はゲラゲラ笑って、「面白い女だな。まぁ、暇潰しに付き合ってもいいよ。」



私たちはカレカノになった。








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