オバサンだって恋したい!!

突然早瀬係長と出張

私は必要な物を鞄に詰め込み、会社の車に乗った。



「小川は運転大丈夫?」



私はエンジンをかけながら、「多分。」と答えた。



「多分ってどういう意味? 」



だから多分大丈夫だと言う意味ですと、心の中で言ってみた。



無言で運転する私に、「主任、嫌小川運転変われ!」



私はいきなり急ブレーキを踏んだ。



「小川俺を殺す気か、しかも道路の真ん中で止まるな!」



いえ係長、信号赤です!


「小川聞いてるのか?」



「早瀬係長、只今信号赤なので止まりました。何か文句でも。」



「あ、嫌信号が赤なら仕方ないな。」



私は可笑しくて笑えた。



「運転変わった方がいいですか? 」



「最初から素直にそう言えよ。」



何コイツ年下の癖して上から目線なの。



「小川俺はお前より年下だが、俺はお前の上司だからな。そこのコンビニに寄れ、運転変わるから。」



私は仕方なく、へーい。と返事をした。



「小川上司に向かってその態度はなんだ!」



どうもと言おうとしたら、早く運転変われと又怒鳴られた。








< 7 / 151 >

この作品をシェア

pagetop