オバサンだって恋したい!!
拓也、美園さんは拓也の母親だよ。



その事は絶対変わる事のない真実。



拓也に美園さんを諦めさせるには、美園さんが再婚するしかない。



私はひらめいた、私の父親賢吾47才と再婚させればいい。



母親は私が中二の時亡くなった。



それから父は再婚をしなかった。



私の父も今時のイケメンではないが、背も高いし、見た目も悪くはないそれにオシャレだ。


父と美園さんをお見合いさせよう。



丁度今美園さんがいるし絶好のチャンスだ。



「美園さん再婚しませんか?私の父親なんだけど、47才レストラン経営で収入もあるし、見た目も悪くないよ。結婚するとかは別として、会うだけ会ってみないかな?」


私の言葉に返事したのは、美園さんでなく、拓也だった。



「美咲その話しは聞かなかった事にするよ。俺は美園と二人でずっと一緒に生きて行くから。美園は再婚なんかしない。俺も結婚するつもりはない。」



私は呆れてものが言えなかった。



拓也美園さんの人生は美園さん自身のものだよ。



拓也の考え方間違ってる。







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