片思い彼氏scene.バレンタイン
「何で!!?そんなんじゃ私、納得出来ない!!」
電話で誰かと話してるみたい…
「お願い…もう一回だけ話し合おう?」
「輝の気持ちは変わらないの…?」
なんか泣いてる……?
「もういい…」
しばらくすると女の人の声が聞こえなくなった…
ドアを開けると女性が鏡の前でうずくまって座っていた…
握ってる手にはライトの消えた携帯…
私の気配に気付いた女性は顔を少し上げた…。
「…あっ…」
しゃがみ込んだ女性は井ノ上君の彼女だった…。