僕は君の虜~甘め短編集~
Lesson・1
「おはよ、雪那【セツナ】ちゃん」
目の前には、余裕たっぷりの男の人、すなわち
藍凛須 要
【アイリス カナメ】
が立っていた
「おはようございます…、先輩は何の用でこちらにいらしたんですか?」
私の名前は
相澤 雪那
【アイザワ セツナ】
はっきり言うと、この先輩にはあまり面識がないのだがなぜか突然今日、私の教室に現れた