ずっと片想い〜先生…あなたに〜
確か2日前にも学校で泣いたなぁ…。

こんな所で泣きたくないのに。


誰かに見られたら嫌だし。

なんとか止まれ!
そう思いながら手の甲で涙を払う。


ポンっ!

「紗由?ってぇ!どうした?神谷は?
一緒に来てとか言うから変だと思ったん…だ。」


「幹太ーぁ。うわぁん!」

幹太の顔を見て、幹太に抱きついた。


なんとか出てくるのを止めてくれそうだった涙さんと、鼻水くんがまた、溢れて来た。


幹太は私が落ち着くまで、背中をトントンしてくれた。


「なぁ、委員会行ける?」
こんな時に優しい声で言わないでよ。

また泣くじゃん…。

ずずぅ…。


「行けるっ!」


「よし、じゃ行こう?
後で話し聞くからな。」


幹太は私の手をとり歩きだす。







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