ハッピー☆ハネムーン
ホテルのすぐ目の前は、ワイキキビーチに面している。
その中には多くの日本人を見かけた。
あたしはその人の数に圧倒されっぱなしだ。
ようやく太陽が真上を通り過ぎる時間。
熱いくらいの陽射しに、あたしは持っていた帽子をかぶった。
「ひゃぁ…すッごい人」
さすがの人気有名ビーチ。
たくさんの人・人・人。
水着姿のセクシーな白人美女が、これでもかってほど色っぽいポーズで寝そべっている。
わわ・・・
目のやり場に困るよぉ・・・
あたしは、なんだか恥ずかしくなって視線を足元に落とした。
「・・・・・・」
それにしても・・・みんなどうしてそんなにスタイルいいのかな?
あたしは足元から自分の胸に視線を移す。
うぅ・・・平・・・平過ぎる・・・・・・
人並みはある・・・と思っていたけど、こうもグラマーな人達を見ているといかに自分が幼児体系って事を思い知る。
「はあ・・・」
あたしは隣を歩く慶介をそっと見上げた。