「短編」あなたへの涙使用量。

臆病者。



でも、あなたに何度もこの気持ちを伝えたい


気付かせたいと思った。



でも、実際の行動に移せない



臆病者の私。




どうして私はこんな臆病者なんだ。



なにがそんなに怖いのだろうか。




そんなことをいつも考えた。




そして、考える度




涙を流した。




あの涙はきっと

臆病者な私への怒りと

臆病者な私のどうすればいいかわからない悲鳴だったのだろう。





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