チョコレート大作戦!


「まぁまぁ、真由ちゃん落ち着いて。」


今まで黙って見ていた、柔らかな物腰の女子、ほのかは、
真由の興奮した様子を見てなだめに入った。


「ほのかぁ~!」


真由はほのかに抱きついた。




ほのかやさしぃ~。



そういうほのかも、中学時代から付き合っている彼がいるのだ。


「よしよ~し。」


ほのかは真由を優しく撫でる。


まるで子犬をあやすようだ。


「ったく、簡単じゃないわよ?

 いろいろテクニックってものがあるんだから。」


咲妃は真由の様子をみてあきれるばかり。





< 2 / 30 >

この作品をシェア

pagetop